前々回
前回
前回ほぼ2年振りにトレーニングを再開し、ある程度記録も向上してきたと思っていた矢先、また全然走れなくなったところまで話しました。
何週間か色々やって見たのですが、調子が良かった頃の感じに戻ることはありませんでした。
結局トレーニングを再開してから3カ月位経ったところで、再度ランニングは中止することにしました。
再受診
自分はエンジニアで普段から色々と検索することは多く、この件に関しても頻繁に検索していたのですが、自分の症状と一致する人を見つけるには至っていませんでした。
ただ前回スポーツ整形で受診した際に検査した脊柱管狭窄症について詳しく調べると、非常に自分の症状と一致する部分が多いことに気が付きました。
そこで脊柱管狭窄症を専門に診ている病院に診て貰いに行きました。
その病院はMRIも完備している病院で、結果は即日出ました。
結論としては確かに変性はあるが、脊柱管狭窄症ではないと診断されました。
ただ可能性は低いがパーキンソン病でも似た症状が出るということで、パーキンソン病の検査の出来る大病院に紹介状を書いて貰いました。
家に戻ってすぐに予約を入れたのですが、1か月半以上待たされました。
脳神経内科を受診し、別日にDATスキャン(パーキンソン病等を鑑別する検査)を受けに行き、その1週間後に検査結果を聞きに行きました。
DATスキャンの結果は正常で、結果は陰性でした。
また診てもらった医師からは自分の歩行を見て、それは歩行障害ではないというようなことを言われたのですが、一般的には歩行の質や持続に問題がある場合も含めて歩行障害と言います。
自分は場合調子が悪いときは腰が30度位前屈し、大腿四頭筋が異常に疲労します。
正常な状態でないことは明らかです。
その医師に別の科の紹介や他にこういった症状を診れる病院等があれば紹介して欲しいとお願いしたのですが、原因不明だと言うだけで取り合って貰えませんでした。
五反田駅の東口からすぐの大病院なのですが、ここの医師には今でも少し怒りを覚えます。(理由は後で書きます)
再度トレーニング再開
ランニングを中断して3カ月位経った頃(9月上旬)、再びランニングを再開しました。
ただ2カ月位続けたのですが、結局以前のレベルにも到達せず、調子が悪いときは300m位しか連続して走れなかったりしたので、これではやっている意味がないと思ってまた休止しました。
次にランニングを再開したのは年が明けて1月の下旬でした。
この時は9月に再開した時より調子は良く、かなり辛かったですが1kmは走れるようになっていました。
そして徐々に調子が良くなっていることを実感していました。
いつも走っている公園の1kmのコースには結構きつい坂道があるのですが、そこが以前より徐々に楽に感じるようになっていました。
病名判明
その頃自分は仕事で新しいプロジェクトに参加し、今までやったことのない技術を使ってインフラを構築することになりました。
基本自分はプログラムの製造担当なのですが、人がいないのでインフラ構築もやったりします。
そこで情報収集の一環でChatGPTを使い始めました。
その流れである時自分の症状を入れて、ChatGPTに何の病気であるか質問をしてみました。
脊柱管狭窄症とかパーキンソン病とか見たことのある病名もあったのですが、一つこれはというものがありました。
それはジストニアという病気でした。
更に追加で色々質問していくと、正にこれではないかと確信し、すぐに近くの脳神経外科に予約を入れました。
本来ジストニアの場合最初にかかるのは脳神経内科がいいらしいのですが、この病院は自宅からアクセスが良くリハビリテーション科も完備していたので、脳神経外科でしたがそこを選びました。
診断の結果はやはりジストニアでした。
ジストニアは一次性ジストニア以外は除外診断(他の病気の可能性を否定した後に残る診断)なので、100%ジストニアということは言い切れないのですが、自分の今までの経緯から考えてもジストニアで間違いないと思います。
1年以上色々な病院や整体等にも行ったりしましたが、これでやっと病名が判明しました。
ところで上で書いた五反田駅の東口からすぐの大病院の医師に怒りを覚えているという話ですが、ジストニアの診断は脳神経内科の領分です。
その医師に他の科を紹介して欲しいとお願いしましたが、本当はその医師のいる脳神経内科こそがジストニアを診断出来る診療科だったのです。
ジストニアは脳の誤動作が原因で、長引けば長引く程治る可能性が低くなります。
患者に寄り添わない診察と言いますか、面倒臭かったのかもしれませんが(そういう印象を受けました)、あの時あの医師がジストニアと診断してくれていれば、現在の病状も少し違ったものになっていたかもしれません。
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