3週間位前になりますが、ORACLE MASTER Bronze DBA 2019(Bronze DBA Oracle Database Fundamentals)試験を受けて合格しました。
Oracleは毎年この時期に再受験無料キャンペーンを実施しているのですが、キャンペーンを利用して何か試験を受けたいと思っていました。
本当はJava SE 17 Programmer IIを受けたかったのですが、自分はJavaのエキスパートではなく、問題集の出ていない今現在の合格は厳しいと思い、今回はORACLE MASTER DBAを受験しました。
ちなみにAvailable only in Japanとあるので、この試験は日本独自の試験のようです。
試験の概要
この資格は、Oracle Database のアーキテクチャや Oracle Database の構成に関する重要な用語を理解し、またデータベースの日常的な運用管理についての基本を理解していることを証明します。またITエンジニアとして必要な Oracle Database に関する基礎知識があることを証明する試験となっています。
問題数 | 70問 |
合格スコア | 65% |
出題形式 | 選択問題 |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 120分 |
受験料 | ¥41,773(税込み) |
試験対策
受験時の自分のスペック
・ORACLE MASTER DBA Bronze~Goldは、15年近く前に11gを取得している
・3年位前にORACLE MASTER Gold DBA 2019に更新済み
・またIPAのデータベーススペシャリスト及びテクニカルエンジニア(データベース)も取得している(プロフィール)
・業務では普段AWS RDSでMySQLを使用しており、たまにMS SQL Serverを使用する
・15年以上前はOracleメインでプログラムを書いていた
Goldを更新しているのでBronzeを受験する意味はないのですが、今回はキャンペーンを利用してBronzeを2019にアップデートしてみました。
またもう一つBronze DBAを受験した理由として、いつも利用しているPing-tがBronze DBAに対応していたからということも挙げられます。
そう言った訳で、試験対策にはいつもお世話になっているPing-tを使用しました。
DBについての基本が分かっているなら、Ping-tの問題集のみで合格することも十分可能だと思います。
ただしOracle未経験の場合は、下記の参考書を使用した方がいいかもしれません。
もしSilver DBAの取得も視野に入れているなら、いきなりSilverの参考書でもいいかもしれません。
今回勉強期間は10日程度かけましたが、Gold DBAを持っているとはいえ、普段使用しないOracleのことはすっかり忘れてしまっていたため、結構苦労しました。
と言うのもOracleについてはなまじ知っているので、Ping-tの問題集を解く際も初回はかなり考えて解いたため、物凄く時間がかかりました。
途中でこれは時間の無駄だと思い、分からない問題はすぐに回答・解説を見るようにすることで、後半は勉強が凄く捗りました。
勉強では自分の頭で考えるということも重要ですが、記憶ものに関しては時間をかけて考えるよりも、回答・解説をすぐに見て覚えた方が時間の無駄を省けるということを今回痛感しました。
感想
今回Ping-tの問題集のみで勉強して受験しましたが、9割以上取れていたので、DB初心者でなければPing-tのみで合格することは十分に可能だと思います。
ただし自分は普段からDBは使用していますし、Oracleについてもある程度の知識があります。(Gold DBAを持っていますが、普段使わないのでほぼほぼ忘れていました…)
とは言うものの、DBの基本知識があってPing-tの解説を読んで理解出来るなら、Ping-t問題集のみでの合格も可能です。
ただしOracleの用語やアーキテクチャ等が全く分からない場合は、上で紹介した参考書で勉強することをお勧めします。
コメント