昨日LPICの202試験に合格しました。
2週間前にLPICの201に合格しましたが、これでLPICレベル2に再認定です。
試験の概要
LPIC-2は、Linux Professional Institute(LPI)のマルチレベルプロフェッショナル認定プログラムの2番目の認定で、中小規模の混合ネットワークを管理する能力を検証する資格試験です。
202の試験範囲は以下のようになっています。
- ドメインネームサーバー
- ウェブサービス
- ファイル共有
- ネットワーククライアント管理
- 電子メールサービス
- システムセキュリティ
問題数 | 60問 |
合格スコア | 500点(スコアレポートに記載の合格基準) |
出題形式 | マウスによる選択/キーボード入力問題 |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 90分 |
受験料 | 18,000円(税抜) |
なおレベル2を取得するには201試験と202試験の2試験に合格する必要があります。
試験対策
受験時における自分のスペック
・Linuxについてはたまに業務で使用する
・10年以上前にLPICレベル2については取得済み(ただし有意性は4年前に切れている)
・3ヶ月前にLinuCレベル2を取得
プロフィール
今回も試験対策には毎度毎度のPing-tを使用しました。
201の時にも書きましたが、LPIC-2には小豆本やスピマスも出ています。
ただしレベル3の取得を目指しているのなら、現行のレベル3の対策はほぼPing-t一択になってしまうため、やり方に慣れる意味でもPing-tで勉強するのがいいのではないでしょうか。
今回の勉強期間は10日間で、201の時と同じく模試はやりませんでした。
上にも書きましたが自分は3か月前にLinuCのレベル2を取得しています。
同じような範囲を勉強していたので、前回受けた201の時は結構覚えている問題がありました。
しかしながら202の勉強の際は、見覚えはあっても正解を覚えていないという問題が多かったです。
理由としては202は覚える内容が非常に多く、しかも試験範囲の中に似たようなオプション名等が多数あり、全てを正確に覚えようとするとかなり混乱するからです。
ただPing-tの問題に関して言えば、201の時よりもLinuCの問題と被る問題は多かったです。
余りそういう人はいないかもしれませんが、両方受けようという人は時間を空けずに受ければ、勉強時間を大いに短縮出来ると思います。
試験対策は201の時と変わらず、使ったのはPing-tの最強WEB問題集LPIC Lv2-202(734問)のみです。
コマ問はやっていません。
というかこの数か月でLinuC・LPICを8回受験しましたが、タイパが悪いので1度もコマ問はやったことがありません。
実際の進め方として最初の1周目は4日かけて全問題を解き、初見のもの・忘れているものの解説をじっくりと読みました。
次に2周目は図表のスクショを取りながら行ったので、3日間かけて問題を解きました。(結局図表をじっくり覚える時間はありませんでした…)
3周目は2日間で、4周目は1日で全問を解き、当日はお気に入りに登録した問題の見直しのみを行いました。
ちなみに4周目の正答率は前回と同じく97%でしたが、前回より最終的な仕上がりは悪かったと思います。
試験の感想
201の時は1/3解いた位で合格を確信していたのですが、今回の202では最後まで100%の合格の確信が持てませんでした。
LinuCではPing-tの問題集を完璧にしておけば、そこそこ余裕で合格出来るのではないかという感想を持ちましたが、LPICの202ではPing-tの問題集だけでは対応出来ない問題が結構出題されていたと思います。
最後まで解いた時の手応えとしては、まあ合格しているとは思うが1割位の可能性で落ちているかもしれないという感じでした。
結果としてLinuCの202の時より少し悪い点数だったのですが、LPIのマイページで確認すると8割正解していました。(正解数・不正回数が表示される)
ただし電子メールサービスは極端に正解率が低かったので、Ping-tで勉強する場合はそこを補う必要があるかもしれません。
他の人の合格体験記を見るとPing-tのみで合格は難しいという人もいますが、自分はPing-tの最強WEB問題集しかやっていないので、この結果はPing-tのみで十分という証明になると思います。
今回の試験でコマ問(キーボード入力問題)は7問出題されました。
その中で自信のあるのは2問のみで、もしかしたら半分以上外したかもしれません。
ただそれでも全体としては8割は取れているので、タイパを考えるとPing-tのコマ問はやはりやる必要がないかなと思います。
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