【合格体験記】LPIC 201試験(LPICレベル2 Version4.5)

先週の日曜日にLPICの201試験に合格しました。
少し前にLinuCのレベル1~レベル3まで一気に取得したのですが、LPICに関しては約1年振りの受験になります。

試験の概要

LPIC-2は、Linux Professional Institute(LPI)のマルチレベルプロフェッショナル認定プログラムの2番目の認定で、中小規模の混合ネットワークを管理する能力を検証する資格試験です。
201の試験範囲は以下のようになっています。

  • 容量計画
  • Linuxカーネル
  • システムスタートアップ
  • ファイルシステムとデバイス
  • ストレージデバイスのアドミニストレーション
  • ネットワーク構成
  • システムメンテナンス
問題数 60問
合格スコア 500点(スコアレポートに記載の合格基準)
出題形式 マウスによる選択/キーボード入力問題
試験方法 CBT(Computer Based Testing)形式
試験時間 90分
受験料 18,000円


なおレベル2を取得するには201試験と202試験の2試験に合格する必要があります。

試験対策

受験時における自分のスペック
・Linuxについてはたまに業務で使用する
・10年以上前にLPICレベル2については取得済み(ただし有意性は4年前に切れている)
・3ヶ月前にLinuCの201試験を取得
プロフィール

今回も試験対策にはPing-tを使用しました。


そもそもLinuCのレベル3までを取得したのも長期契約して放置していたPing-tの活用が大きな目的だったのですが、無料を除いたLinuCの5試験と今回の201試験は全てPing-tのみで取得したので、かなり元は取れたと思います。

LPIC-2には小豆本やスピマスも出ているので、そちらを使うのもいいかもしれません。
ただしレベル3の取得を目指しているのなら、Ping-tのみでの勉強に慣れておいた方がいいかもしれません。
というのもレベル3の教材と言えば、ほぼPing-t一択になってしまうからです。

勉強期間は10日間で、時間がなかったので模試はやりませんでした。(というか模試をやっていなかったことに今気づきました)
若干範囲は違うとはいえLinuCの201を3ヶ月前に受けていたので、そういった意味では勉強は捗りました。
ですが今回は前半全く勉強に気乗りしなくて思ったように勉強が進まなかったため、後半の時間的余裕がなく結構厳しかったです。

最初の1周目は6日間かけて問題を解き、解説も初見のものはじっくりと読みました。(いつものペースなら2~3日で終わっていた筈)
次に2周目を2日かけて行い、3周目は1日で全ての問題を解きました。
LinuCを受験する際は2周目で図表をスクリーンショットで取り込んで、図表のみを覚える時間を作っていたのですが、今回は割と見たことのある図表が多かったため特にその作業は行いませんでした。
ただPing-tの201試験の問題数は全部で680問程度あるのですが、見たことのある問題は思ったより少なく、正確には数えていませんが半分もなかったと思います。
試験当日に4周目に取り掛かり、時間のない中なんとか全て解き終えたのですが、全て通しての正答率は97%でした。

試験の感想

試験が始まって最初の3問くらいは予想外の問題が出てきたのですが、その後は勉強した範囲で十分回答可能な問題が出始め、3分の1程度解いた位で、この感じだと最低限合格は出来るなと確信しました。
結果としては85%程度の正解率で、Ping-tの問題をほぼ正解できる位に勉強していけば、合格は割と余裕な感じだと思いました。
また今回もPing-tのコマ問(キーボード入力問題)はやらずに受験したのですが、今回の試験では10問キーボード入力問題が出題されました。
ただし内容としてはPing-tの問題をしっかりとやっていれば解けるような問題で、最低でも8問は正解していたと思います。

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