昨日LinuCの304試験に合格しました。
LinuCは先月レベル2の認定を受けたので、これでレベル3の認定を受けることが出来ます。
試験の概要
LinuCレベル3 304 Virtualization & High Availabilityは、LinuxとOSSによる仮想化と高可用性技術についての知識を持ち、仮想化システムや高信頼性システムを構築、運用できる技術者を認定する資格試験です。
304の試験範囲は以下のようになっています。
- 仮想化
- 高可用クラスタ管理
- 高可用クラスタストレージ
問題数 | 約60問 |
合格スコア | 520点(スコアレポートに記載の合格基準) |
出題形式 | マウスによる選択/キーボード入力問題 |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 90分(試験85分+アンケート5分) |
受験料 | 16,500円 |
なおレベル3認定を受けるには、レベル3の資格に合格するとともに有意なレベル2の認定を持っている必要があります。
試験対策
受験時における自分のスペック
・Linuxについてはたまに業務で使用する
・2018年8月末にLPIC-3を持っていたため一応LinuC-3の認定も所持しているが、有意性は4年前に切れている
・先月LinuCレベル2を取得
・勉強前に304試験で出題されるような内容は、全く記憶に残っていない状態(以前取得したのも304)
プロフィール
今回も試験対策にはPing-tを使用しました。
Ping-tの合格体験記を見ているとPing-tだけでは合格は難しいという人もいますが、今回レベル1~レベル3まで取得してみて、自分は全くもってPing-tのみで十分だと感じました。
今回の勉強期間は1週間でした。
Ping-tの話なのですが、前回受験した202試験は問題数が810問ありますが、304試験は511問と2/3以下になっています。
それでも500問以上の問題を1週間で仕上げるのは結構きつかったです。
勉強方法としては前回と同じで、全ての問題を自由演習モードで何周も回すという方法をとりました。
自分はPing-tの模試は出題に偏りがあるので(ランダムモード)、余り意味がないと思っています。
それよりも全ての問題を満遍なく覚える方が重要だと思います。
なので今回模試は2回しか実施しませんでした。
実際の進め方は、最初の2日間全ての問題を解説を読みながら1周しました。
次に2周目を2日かけて行い、その際解説に用意されている表を画像ファイルとして取り込む作業をしました。
コマンドやサブコマンド、オプション等覚えることが非常に多くあり、問題を解きながら覚えるやり方だと、何に対する項目かがごちゃごちゃになってしまうと思うので、整理するという意味でこの方法は非常に有効だと思います。
その後残り3日で4周回して、合計6回全ての問題を解きました。
また間違った問題は再挑戦しているので、更に多い回数を解いています。
試験当日に2回模試を行いましたが、間違った問題は1問のみでした。
実際に受験した時には、恐らくPing-tの問題に関して言えば全体で98%位はとれるレベルであったと思います。
感想
最初の1/3位は簡単な問題が多かったので凄く楽勝と思えたのですが、途中から見たことのない問題が多く出始め、全体的に見てまあまあ難しかったなという感想です。
202よりも全然簡単という感想を持つ人が多い試験ですが、自分は202がそれ程難しく感じられなかったこともあるかもしれませんが、それ程簡単という印象は受けませんでした。
ただし単純に問題数が減っているので、202に比べて勉強はしやすいと思いました。
試験中完全に自信のないものはチェックを付けながら回答したのですが、一通り回答し終えた時点では半分にチェックが付いていました。
見直しの際はこれが正解だとは言いきれないものの、多分正解しているだろうというもののチェックを外していきましたが、見直しが全て終わった時点でまだチェックが1/3残っていました。
とは言うものの2/3正解なら確実に合格なので試験を終了したところ、正解率は前回と同じ77~78%程度でした。
また今回もPing-tのコマンド問題はやってなかったのですが、キーボード入力問題は1問も出題されませんでした。
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