【合格体験記】LinuC 303試験(LinuCレベル3 303 Security)

昨日LinuCの303試験に合格しました。
先週の304試験に引き続き、レベル3の資格は2個目となります。

試験の概要

LinuCレベル3 303 Securityは、セキュアなシステムにするために、システムの脆弱性及びその対策を評価し、安全性の高いシステム設計やサーバー構築ができる技術者を認定する資格試験です。
303の試験範囲は以下のようになっています。

  • 暗号化
  • ホストセキュリティ
  • アクセス制御
  • ネットワークセキュリティ
問題数 約60問
合格スコア 520点(スコアレポートに記載の合格基準)
出題形式 マウスによる選択/キーボード入力問題
試験方法 CBT(Computer Based Testing)形式
試験時間 90分(試験85分+アンケート5分)
受験料 16,500円


なおレベル3認定を受けるには、レベル3の資格に合格するとともに有意なレベル2の認定を持っている必要があります。

試験対策

受験時における自分のスペック
・Linuxについてはたまに業務で使用する
・1週間前にLinuCレベル3 304を取得
・セキュリティについてはいくつか資格を持っているが、今回の試験範囲についてはほぼ初見の状態
プロフィール

今回も試験対策にはPing-tを使用しました。


というかLinuC303・304については教材はPing-tのみで、後はLPICの黒本(ただし前のバージョン)しかないため、結局問題集というとPing-tしかないですね。

正直303についてはPing-tだけだと高得点は狙えないと思いますが、それでもPing-tのみで合格することは十分可能だと思います。(自分はLinuC 101,102,201,202,303,304全てPing-tのみで取得しました)

今回の勉強期間も304と同じく1週間でした。
現在Ping-tの問題集の問題数は、303試験は477問と304試験の511問より少ないですが、304よりも勉強は進まなかったです。
自分の得手不得手もあるかもしれませんが、304よりも個人的には若干難しく感じました。

勉強方法としては304と全く同じ方法をとりました。
模試は直前の2回のみで、全ての問題を自由演習モードで何周も回すという方法をとりました。
何度も書きますが、Ping-tの模試は出題に偏りがあるので(ランダムモード)、全てを満遍なく覚えるためには全問題を繰り返すしかないと思います。

実際の進め方も前回と全く同じで、最初の2日間全ての問題を解説を読みながら1周しました。
2週目は資料として用意された表を画像で取り込みつつ、2日かけて全問題に取り組みました。
その後残り3日で4周回して、今回も合計6回全ての問題を解きました。
また間違った問題は再挑戦しているので、更に多い回数を解いています。

試験当日に2回模試を行いましたが、304の時と同じで間違った問題は1問のみでした。
実際の受験時には、Ping-tの問題を97%程度は正解できるレベルまで仕上げていたと思います。

感想

304の時は最初の方は簡単と感じる問題が結構出ていたのですが、303に関しては最初から自信のない問題が多く出題されました。
前回と同じく自信のない問題については「後で見直す」にチェックを付けていったのですが、1周目が終わった時点で、丁度半分の問題にチェックが付いていました。
見直しの際に正解している可能性の高い問題のチェックを外していったのですが、最終的に約45%、それ程自信のない問題が残ってしまいました。
ただ感覚としては十分合格する手応えは有ったので終了ボタンを押下したところ、正答率としては約72%で、今まで受験したLinuCの試験の中では1番正答率が低かったです。
勿論304試験よりも難しかったと感じましたし、多くの人からLinuCで1番難しいと言われる202試験と比べても、303の方が自分的には難しく感じられました。(勉強時間が半分だったせいもあるかもしれませんが)

ちなみに今回もPing-tのコマンド問題はやってなかったのですが、キーボード入力問題は3問出題されました。
その中で2問は正解したと思うので(1問は不明)、タイパ重視ならPing-tのコマ問はやる必要はないと思います。

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