先週DP-900を受験して合格しました。
これから受験する方のためにここに体験記を残しておきます。
試験の概要
Azureでデータを扱う方を対象とした入門者向け資格で、以下のような内容が出題されます。
・リレーショナルおよび非リレーショナル データの概念
・トランザクションや分析など、さまざまな種類のデータ ワークロード
問題数 | 45問前後(自分の場合は42か43問でした) |
合格スコア | 700(1000点中) |
出題形式 | 選択肢形式、ドロップダウンリスト形式、クリック形式、ドラッグ&ドロップ形式 |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 45分 |
受験料 | 12500円(税込み 13750円) |
試験対策
自分のスペック
・クラウドについては普段業務でAWSを使用しているが、Azureについては触ったことがない
・データベースについても業務で使用している
・Azure Fundamentalsのいくつかの資格を取得済み
・その他クラウド・DBの資格をいくつか取得している(プロフィール)
試験対策としてはAzureの日本語教材は非常に少ないため、以下のUdemy英語版問題集を日本語翻訳して勉強しました。
勉強期間は5日間でしたが、問題集を4周してほぼ100%近く得点できるようにしました。
AZ-900に比べるとデータを扱うサービスに関して少し掘り下げられた内容が出題され、Azure StorageとかCosmas DBといった馴染みのないサービスが1周目を終えた時点では全く記憶に定着しなかったため、Microsoft Learnのラーニングパスを使用して知識の補強を図りました。
ラーニングパスを利用したのは、上記問題集だけで合格できるか不安だったせいもあります。
結果としては983点でしたが、1問中3つの設問があった問題が6問以上あったので総問題数60問程度と考えると、1問だけ間違ったことになります。
合格点を取るだけならUdemyの問題集だけを3日くらい勉強すれば十分だったと思います。
感想
この試験はAzureのデータ分野に関して若干掘り下げられた問題が出題されるので、AZ-900よりも少しだけ難しい試験だと思います。
しかしながらクラウドやデータベースの知識があるのなら、Udemyの問題集を使用して短期間で合格できる試験だと思いました。
この試験の英語版は2023/11/2に更新され、日本語版も英語版更新後8週間程度で更新されます。
上記のUdemyの問題集を使用する場合、日本語試験が更新される前に受けるか問題集が新試験に対応されるのを待ってから受験することをお勧めします。
コメント