3日前の24/1/11にAWSのANSを受験して合格しました。
結論から言って、この試験は非常に難しかったです。
AWSのSpecialty試験の中では間違いなく最難関だと思います。
試験の概要
幅広い AWS のサービスに対応するネットワークアーキテクチャの設計と維持に関する専門知識を認定する試験となっています。
問題数 | 65問 |
合格スコア | 750点 |
出題形式 | 複数選択または複数応答のいずれか |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 170分 |
受験料 | 300ドル |
試験対策
自分のスペック
・クラウドについては普段業務でAWSを使用している
・AWSの資格は11個目
・ネットワーク系の資格はいくつか取得しており、ネスペも取得済み(プロフィール)
試験対策としては主にCloud Lisenceを使用しました。
勉強期間は1週間 + 2週間かかりました。
と言うのも当初年末に受験する予定で試験予約を入れたのですが、最初の1週間の勉強期間中はずっと毎日22時まで残業していたため全く時間が取れず、また解答の解説を読んでも知識がなさ過ぎて全然理解できず、流石に年末の受験は無理だと思い年明けにリスケしました。
ちなみに自分は毎月1つ以上のIT資格取得を目標にしているため、12月はANSの代わりに時間がなくても簡単に取得できるLPIC-1を受験しました。
2回目に勉強を始めたのは年末年始休暇に入ってからでした。(会社は29日から年末年始休暇だったのですが、29日は休日出勤かつ22時まで残業でした…)
まずUdemyの以下のビデオで、AWSのネットワーク関連の知識を補いました。
上記はUdemyのAWS講師の中で最も評価の高いStephaneさんのビデオですが、すべて英語(日本語字幕あり)で30時間あります。
5日間で8割くらい見たところで再び問題集に取り掛かかりました。
以前は解説文さえ理解出来ない状況だったのですが、少なくても解説を見れば内容が理解できるレベルにはなっていました。
そこから通常のルーティンで問題集を3周回してほぼ間違わないレベルに仕上げました。(途中間違った問題は正解するまで何度も解いています)
またCloud Lisenceの合格体験記にはこの問題集だけでは合格は厳しいような意見があったので、理解が薄い項目については解説のリンク先をなるべく確認するようにしました。
感想
自分はまだSAP未取得ですので比較は出来ないですが、ANSがAWSの試験の中で最も難しいという人がいるのも納得の難しさでした。
この試験の難しさは、この試験でしか出てこないサービスをかなり細かいレベルで問われるという部分にあると思います。
また普段一般的な業務では使用されないオンプレとの接続に関連した問題が多く出題されるというのも、この試験が難しく感じられる要因だと思います。(試験にはその他DNS・LBに関連した問題も多く出題されます)
当初問題集に挑戦した際は、問題も分からなければ解答・解説を読んでも全く理解できず、どう攻略すべきか途方に暮れました。
ただそこでUdemyのビデオを見て知識を補強したのは正解でした。
ただしUdemyのビデオは日本語字幕があるとはいえ英語かつ時間が30時間もあるため、Black Beltオンラインセミナー等で同程度の知識が得られるなら、そちらの方が効率的だと思います。
何はともあれ1回で合格出来て良かったです。
次はAWS資格コンプのために、SAP取得に向けて頑張りたいと思います。
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