9月上旬にAI実装検定のA級を取得しました。
8月末にはE資格を受験していたので、こちらは結構簡単に感じられました。
本当は8月に入ってすぐに受験する予定だったのですが、体調不良(良性発作性頭位目眩症)で勉強が出来なくなり、結局E資格受験後に受けることになってしまいました。
この試験は会社で資格報奨金対象になっていないため、今回は学割で受験しました。(学割目当てで、4月に放送大学に入学しました)
試験の概要
ディープラーニングの実装について数学、プログラミングの基本的な知識を有し、ディープラーニングの理論的な書籍読みはじめることができ、独学の準備が出来る力を認定する試験です。
問題数 | 数学:20題 / プログラミング:20題 / AI:20題 |
合格スコア | 70% |
出題形式 | 多岐選択式 |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 60分 |
受験料 | 一般:14,850円(税込) 学割:8,250円(税込) |
試験対策
受験時の自分のスペック
・E資格受験直後
・G検定も2年半前に取得(プロフィール)
・Pythonはエキスパートレベルだが、出題範囲のライブラリは普段使わない
テキストは、AI実装検定 公式テキスト - A級 -を使用しました。
というかこの試験にはこれしかありません。
なのでこの試験を受験する場合は必須のテキストと言えます。
ただ先程サイトを確認したところ、2025/12に新訂版が出るようです。
受験予定が12月以降の場合は、新訂版が出るまで購入は待った方がいいかもしれません。
この試験の模擬試験というのはありません。
ただし個人で問題集を作ってくれている方がいます。
この方が言うには、試験にはテキストに載っていない問題も出題されるということです。
そういった問題も上記サイトには載っているようなので、受験前に一通りやっておいた方が得点率は上がると思います。
この問題集の欠点としては、1問毎に出る広告がちょっとうざいです。
あと1問1問ランダムに出題されるので、全問やるにはかなり回す必要があるかもしれません。
今回勉強期間は1週間でした。
基本的に進め方としてはテキストをやるしかないので、自分はテキストを2周しました。
各パートの感想ですが、E資格受験直後ということもあり、AIの部分は物凄く簡単に感じられました。
数学に関しては、E資格ではシラバス外になった行列は勉強していなかったので、そこだけ勉強しました。
プログラミングについてもそれ程高度な内容が問われるわけではないため、割とサクサク進みました。
勿論普段業務でPythonを使用しているせいもあるのですが、Pythonを経験している人ならそれ程難しい内容ではないと思います。
試験前日に上で紹介した個人サイトの問題集を行い、実際の試験に臨みました。
試験の感想
この試験ではパソコン上の電卓を使うことが出来ます。
またE資格とは違い、メモは紙とボールペンが使えたため、そこにストレスを感じることもありませんでした。
難易度としてはテキストをしっかりやっておけば、割と余裕で合格出来るレベルかなと思います。
E資格のように問題集1冊を完璧に仕上げても、受かるかどうか分からないというような試験ではありません。
また上で紹介した個人サイトの問題集をやっておくと、得点率が多少上がるかもしれないので、やっておいて損はないと思います。
因みに自分は9割超の正解率でした。
E資格受験直後だったということを差し引いても、それ程難しい試験ではなかったと思います。
公式テキストの内容を理解していれば、十分合格出来る試験です。
ただプログラミング分野に関しては、Python未経験とかだと少し厳しいかもしれません。
そういった場合は、Pythonを別に勉強する必要があると思います。
AI実装検定については、自分はB級も持っており後はS級だけなのですが、多分受験しないと思います。
その理由は以下の3点です。
・テキストも問題集もなく、どうやって勉強すればいいか分からない
・検索しても合格体験記は殆ど出てこないので、そもそも受験者が極端に少ないマイナー資格?
・学割も効かず、会社の資格報奨金対象でもない
テキストか問題集が出れば挑戦してみたい気もしますが、まあ望み薄ですね。
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