本日Python3エンジニア認定データ分析試験に合格しました。
この試験は、Pythonの得意分野であるデータ分析に特化した試験です。
また受験者の2/3近くはPython業務未経験の人で、それでも合格率が8割を超えるような簡単な試験です。
主教材を読むとまあまあ難しく感じられるのですが、実際の試験は非常に基礎的な内容が出題されるので、そこまで身構えなくても簡単に取得することが出来ます。
試験の概要
ITSS応用ソフトのレベル1の試験で、Pythonを使ったデータ分析の基礎や方法を問う試験です。
問題数 | 40問 |
合格基準 | 70%以上 |
出題形式 | 選択式 |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 |
試験時間 | 60分 |
受験料 | 10,000円(税抜) |
試験対策
自分のスペック
・Pythonの業務経験は1年くらいで、直近の業務はPythonでのAPIの製造である
・Python3エンジニア認定データ基礎試験は取得済み
・この試験で一番出題の多いNumPy・pandas・Matplotlib・scikit-learnについては、1度も触ったことがない
(プロフィール)
試験対策としては、以下の教材を利用しました。
「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書 第2版」(公式の主教材)
PRIME STUDY(模試3回分(1回目のみ解説付き))
DPro(ストックからランダムに出題される模試)
模擬試験アプリ(個人が無料で公開する模試。初級・中級・上級の3つの試験があり解説付き)
今回の勉強期間は5日間でした。
この試験はNumPy・pandasを使ったことがない人でもPythonの基礎がある人なら、1週間あれば余裕で合格出来る思います。
自分の場合、最初の3日間で主教材である「あたらしいデータ分析の教科書」を通読しました。
この時点ではNumPy・pandasについてあやふやでしたし、scikit-learnに至っては全く頭に入っていませんでした。
ただ8割の合格率ということから、それ程難しい問題は出ないという出題予想を立てていました。
主教材を読み終えた3日目に、模擬試験アプリの初級・中級を実施し、解説を読んで問題の傾向を確認しました。
4日目にはPRIME STUDYの1・2回目の模試とDProの模試を1回行い、出題された内容を踏まえて主教材をザッと見直しました。
5日目(受験当日)の午前中にもう一度主教材を見直し、PRIME STUDYの3回目の模試とDproの模試を1回行いました。
ちなみにPRIME STUDYの模試は、初見で全て8割以上は取れていました。
これは模擬試験アプリに先に取り組み、解説を読んでいたおかげという部分もあります。
2回行ったDProの方は、どちらも7割を少し超える程度でした。
良く主教材に載っているコードの写経を行った方がいいとか実際に動かして確認した方がいいという記事を見かけますが、今回時間的に余裕がなかったため、自分はNumPy・pandasのスライスを確認したくらいで、Matplotlib・scikit-learnについては1度も実際に動かすことなく試験に臨みました。
試験の合格という観点から見る限り、自分的には余程Python初心者でなければ、写経や実際動かしての確認は必要ないように思います。
感想
この試験に関して模試の方が難しいという感想を何度か目にしていたのですが、全くもってその通りでした。
PRIME STUDYの模試にあるようなじっくりコードを読まないといけないような問題は、本番では出題されません。
scikit-learnに関しても、基礎的なことさえ覚えておけば十分対応できます。
実際の試験は模試より簡単で、サクサク進めることが出来ました。
ただ2~3問少し迷う問題があり、見直しの際に選択肢を1問変更したのですが、結果は満点(1000/1000)でした。
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