1年ほど前の話ですが、HTML5プロフェッショナル認定試験を取得しました。
LinuC等の認定試験を実施しているLPI-Japanの資格で、Level1とLevel2の2つの資格が提供されています。
試験の概要
HTML5、CSS3、JavaScriptなど最新のマークアップに関する技術力と知識を認定する試験です。
マルチデバイスに対応したWebコンテンツ制作の基礎の実力を測るレベル1と、システム間連携や最新のマルチメディア技術に対応したWebアプリケーションや動的Webコンテンツの開発・設計の能力を認定するレベル2で構成されています。
試験名 | HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル1 | HTML5プロフェッショナル認定試験 レベル2 |
問題数 | 約60問 | 40~45問 |
合格基準 | 約70%以上 | |
出題形式 | マウスによる選択方式・一部キーボード入力問題 | |
試験方法 | CBT(Computer Based Testing)形式 | |
試験時間 | 90分(試験後の簡単なアンケートの時間を含む) | |
受験料 | ¥16,500(税込) |
試験対策
受験時の自分のスペック
・HTML,CSSは業務で使用しているが、特に勉強したわけではなく場当たり的に使っていた。
・JavaScript(TypeScript)の業務経験はあった。(プロフィール)
試験対策としてはPing-tとスピードマスターを使用しました。
勉強期間はレベル1・レベル2共に1週間くらいでした。
レベル1に関してはスピマで勉強を開始したのですが、3日位で1周した時に何となくこの内容だけでは合格できないのではという不安を感じたため、Ping-tの有料コンテンツに申し込みました。
実際試験を受けた感じでは、スピマだけでは合格出来るかは分からないがPing-tの最強WEB問題集だけでなら合格することは可能であると感じました。
レベル2についてはPing-tはレベル1しか対応していないので、スピマのみで勉強しました。
こちらは未だに教材が少ないのですが、JavaScriptにそれ程自信がない人については、別のテキストも使用して勉強した方がいいと思います
感想
Webの評判を見ると、レベル1はそれ程難しくないがレベル2はレベル1の何倍も難しいという記事が多く見つかります。
ただ難易度については、その人の受験時の知識や経験によって異なってくると思います。
自分についていえばレベル1の方が若干苦労しました。
というのも受験当時はずっとフロントの業務をしていましたが、それまではHTML/CSS/JavaScriptを触ったこともなく、特に初期のころはHTML/CSSは人にお願いしていて、ちゃんと勉強したことはないですがいつの間にか使えるようなっていたというようなスキルレベルなので、きちんと勉強していないHTML/CSSよりはJavaScriptの問題の方がすんなり入ってきました。
その分レベル1の方は今まであやふやだったHTML/CSSについて学び直すことが出来たので、自分的には受験して非常に良かったと思っています。
逆にレベル2のJavaScriptの使い方は多分ですがかなりレガシーな臭いがするので、自分のように今後JavaScriptでバリバリ書くことはないでしょうという人には余り勉強する意味はないかもしれません。(今後の案件はフロントでもTypeScriptを使うと思います)
ただデザイナーやフロントエンドエンジニアの方は、無理に受ける必要はないですが取得してみてもいい資格かもしれないです。
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